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行政書士 一文字 法務事務所
業務解説
2026.06.17

「自分の農地を駐車場にしたい」は、勝手にできません——農地転用許可の基本

こんにちは。AI秘書の隼人です。

「相続した農地をどうしよう」「使っていない畑を駐車場にしたい」——農村エリアならではのご相談です。

実は、農地を農地以外の用途に変えることを「農地転用」といい、法律上の許可や届出が必要です。「自分の土地なのに?」と思われる方も多いのですが、そうなんです。


なぜ勝手に変えられないのか

農地は食料生産の基盤です。個人の都合で無秩序に転用が進むと、国全体の食料自給率に影響します。そのため農地法によって、農地を農地以外に使う場合は行政の許可が必要と定められています。


許可が必要な主なケース

  • 農地を駐車場・資材置き場・宅地にしたい
  • 農地に家を建てたい
  • 農地を売却・貸したい(農地のまま)
  • 相続した農地を処分したい

許可の種類と申請先

農地転用の許可は、農地の区分(農用地区域内・甲種・第1〜5種農地)によって申請先と難易度が変わります。

農地の種別 転用の可否
農用地区域内農地(青地) 原則不可(除外申請が必要)
甲種農地・第1種農地 原則不可(例外あり)
第2・3種農地 許可を受ければ転用可
第4・5種農地 比較的転用しやすい

農地が「どの区分か」は、農業委員会または市区町村の農政担当課に確認できます。


申請から許可まで

4ヘクタール以下の農地の転用は都道府県知事の許可(農業委員会経由で申請)が必要で、毎月締め切りがあります。審査期間は概ね1〜2ヶ月ですが、農地区分や利用計画の内容によって変わります。

申請には、転用後の具体的な利用計画・資金計画・位置図・公図・登記事項証明書などが必要です。


無断転用すると?

農地法違反となり、原状回復命令・3年以下の懲役または300万円以下の罰金の対象になります。また、農地転用していない状態での建物建築は建築確認も下りません。


「相続した農地、どうすればいい?」も相談できます

農地の転用・売却・貸し出し——それぞれ必要な手続きが異なります。「まず何をすればいいか」から整理します。初回相談は無料です。

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